2014-02-26 第186回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
財源という意味でも、もう大臣は御承知だと思いますし、常任委員会でもたびたびその辺も出ますけれども、有名な神谷先生は、医療経済効果ということで、定期接種を公費負担してやることの支出と、逆に、それによって病気が発症しない、その後の重篤な患者も出てこない、医療経済効果という意味でいえば、接種した方が、結局は医療費、間接医療費も抑えられるというデータもありますよね。
財源という意味でも、もう大臣は御承知だと思いますし、常任委員会でもたびたびその辺も出ますけれども、有名な神谷先生は、医療経済効果ということで、定期接種を公費負担してやることの支出と、逆に、それによって病気が発症しない、その後の重篤な患者も出てこない、医療経済効果という意味でいえば、接種した方が、結局は医療費、間接医療費も抑えられるというデータもありますよね。
一人三万円の中で医療費を、しかも間接医療費といって交通費、山の中から出てくるには、バスも最近は、人口の多いところには走っていますが、田舎の方は走っていない。足腰が悪いといったら、タクシーなんかを使うわけですね。一回の通院に五千円がすぐ飛んでしまう。そういうようなケースについては、今の医療システムはほとんど考えられていないのではないか。
これは新しくシャウプ改正のときに入れられた制度でございますけれども、その他にいまの間接医療費となりますと、証明が非常に困難であろうということが一つと、それから一般的に、いま御指摘がありましたように、平均的に三%程度のものをほとんどが負担をしているのじゃないか。
そうしますと医療費の取り方から、直接医療費とそれから間接医療費にした場合に、今言った間接医療費の大物の物品費を含んだ医療費というものは全部どけちゃったのです。氷嚢とか氷代というものは初めからどけちゃったのです。そうすると千億の行方がわからなくなった。
直接医療費は比較的正確にとられている、いわば間接医療費はいわゆる物品費とか付添費とか交通費というようなもの、あるいは行政上のロス、むだというようなものを排除するための意味の総医療費の概念が入つておらない。従つてこれは当然新しく検討する場合に、日本の国民の総医療費というものはどの程度のものであるかということを把握する場合には、もつと広げて日本国民全部の総医療費というものを検討しなければだめだ。
いわば間接医療費なんです。これも総医療費の中に入るのですね。
○曽田説明員 間接医療費と申しますのは附表の一にもございますが、大体物品費、医師に大体支払われるあるいは直接に医療と考えておりませんことに使われるものでございます。たとえば氷嚢とか検温器とかいうたぐいのものが入つているわけであります。それから付添費、これは特に病人の看護のために人を雇う、あるいは正式に雇つたのでなくてもそれに対する謝礼というようなたぐいのものが入つている。
この本文の最初のところでございますが、医療費総額の点についてでございますが、直接医療費と間接医療費にわけてございますが、このわけられた直接医療費と間接医療費はどういうものを指しておられるのか御説明願いたい。
このほかにこの七ページをごらんいただくと、これには直接医療費の総額と、二番目に間接医療費の総額とが入つておるわけです。従つて政府から出しておる総医療費というものは、先生が今言われる狭義のものではないわけです。ないと私はこれで見るのです。そうすると今の総医療費というものは、狭義のものではなくて非常に広義のものに解釈されると考えるのですが、その点もう一ぺんお伺いいたします。